
内容紹介
仕事で大きな成果を挙げる人。リーダーとして周囲を引っ張っていく人。イノベーションを起こして、社会にインパクトを残す人。
ハイパフォーマーたちは、何を思い、何を考えているのか? 彼らの頭の中では、何が起こっているのか?
本書はそれを解き明かし、他ならぬ読者、できることなら誰しもが、ハイパフォーマーたちのように躍動することを目的としています。
自分自身のパフォーマンスやバリューの限界に挑戦し続けていた著者は、先駆者に学ぼうと、100名以上のハイパフォーマー、10を超える成長企業へのインタビューを重ねました。
その末、彼らが躍動できる理由を見つけ出しました。
それに基づいて、単なるスキルや知識にとどまらない思考法、「反転思考」が誕生しました。
そして、反転思考を用いれば、平均的なビジネスパーソンをハイパフォーマンスに引き上げられることを、行き詰まる企業を、数字ベースで成長させられることを確かめました。
反転思考は、単なる自己啓発ではないし、本書も自己啓発書にはとどまりません。思考と行動を極限まで理想化し、確かな成果を生み出すための指南書です。
本書を手に取った方々が、全く新しい自分自身と出会い、最高のパフォーマンスを発揮されることを祈っています。
【目次】
◆はじめに 反転思考のはじまり
▼ハイパフォーマーの思考を科学する
▼反転思考にたどり着く前のこと
▼筆者自身の経験から
◆第1章 反転思考の基本的概念
▼反転思考とは
▼反転思考を持つメリット
▼反転思考の類型
【目的型】 瞬間的な成果を最大化する
【ゾーン型】 一定期間の生産性を飛躍させる
【サードプレイス(Third Place)型】 人生における価値の向上
▼反転思考がもたらす変化事例【企業編】
▼反転思考がもたらす変化事例【個人編】
◆第2章 反転思考を身につける方法
▼まずは、自身の「重要局面」がどこにあるのか特定する
▼ケースに応じた事前のフォームの設定
研修編-反転思考による自分ごと化の再現性
会議編-本来の会議のあり方に立ち返る
【コラム】ファシリテーターの配置について
【コラム】反転思考による「私は聞いてないハレーション」の解消
商談編-双方の反転思考による商談の再現性
読書編-仮説を立てた読書と問いの設定
ゾーン編-反転(スイッチ)で意のままにゾーンへ入る
サードプレイス編-コミュニティに属して刺激的挑戦に取り組む
【コラム】反転思考と自己肯定・自己効力感
◆第3章 反転思考力の更なる向上を目指して
▼少し先の未来への問いを立てる
▼2階建てで反転思考をする
▼直感で思考する
◆おわりに
【著者プロフィール】
相川 貴志(あいかわ たかし)
株式会社コーチングフォワード 代表取締役CEO。
日本電気株式会社にて大規模プロジェクトのPMとして流通サービス領域のDX化を推進。その後、株式会社リクルートに移りHRサービスの企画開発を手掛ける。
そこで得た勝ち筋を創る視点とチーム投資の考えを形にするべく、スタートアップ企業にて人事組織とマーケティングチームの立ち上げを主導。採用、グローバル組織開発、ブランド策定、新規事業開発を管掌。
2024年に株式会社コーチングフォワードを設立。個人と組織の「自己実現体質」を社会実装するために、コーチングを取り入れたアプローチでのHRサービス開発に尽力。
【その他の活動】
株式会社エージェントセブン 執行役員
(ICF)国際コーチング連盟認定コーチ ACC
著書 「反転思考 ~ハイパフォーマーの思考は再現できる~」
エージェントごった煮会 代表幹事