20251001-2

D2C・単品リピート通販の「CRM」のすべて
テクニック3割、知恵と努力3割、こだわりと想い4割で、LTVを150%高める「考え方」と「具体的な施策」

松清将行 – 1980円

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D2C・単品リピート通販の「CRM」のすべて
テクニック3割、知恵と努力3割、こだわりと想い4割で、LTVを150%高める「考え方」と「具体的な施策」

松清将行 – 1980円

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内容紹介

B2Cビジネスにおいて、顧客関係管理(CRM)を強化し、リピート売上を最大化するための本質的な戦略と具体的なノウハウを解説する一冊です。
著者の松清氏は、広告・通販業界に20年以上携わり、D2C事業者向けにCRMを中心としたマーケティング支援を行うコンサルティング会社を10期経営しています。これまでに数多くの企業を支援し、CRM強化によるLTV(顧客生涯価値)向上を実現してきました。

本書では、EC業界が直面する現状を踏まえ、
●なぜ今、CRMが必要なのか
●CRMが企業の売上・利益に与える影響
●オフラインとオンラインのCRMの違い
●D2C事業者が陥りがちな失敗とその解決策
●CRMを構築・強化するための実践的な手順
など、事例を交えながら詳細に解説しています。

成功しているD2C企業がどのようにCRMを活用しているのか、実際にLTVを高めるための広告戦略やクロスセル施策のポイント、定期購買の継続率を向上させるためのノウハウも網羅。さらに、オフラインの単品リピート通販が長年培ってきた泥臭いながらも確実にLTVを向上させるCRM戦略も紹介します。
D2C業界の事業者はもちろん、Amazonや楽天市場などのECモールで販売を行うネットショップ運営者、サブスクビジネス、オンライン診療を提供するクリニック、オムニチャネル戦略を展開する企業、さらにはリピート売上を主軸とするリアル店舗経営者まで、B2C業界に携わるすべての方に役立つ内容となっています。

【著者からのメッセージ】
これからはネットの時代に関わらず、多くのD2C事業者は、単品リピート通販のビジネスモデルを深く理解できず、短期的な売上収益に走り、消費者を欺き、結果、行政指導やメディアの媒体考査が厳しくなり、CPOは上がる一方です。
にも関わらず、LTVが上がらないので、卸など他事業への展開、事業の撤退、会社の売却が進んでいます。
それに伴い、支援行者も、売上利益が低迷し、シュリンクしてきています。
SNSを活用したP2C、オンライン診療、リユース系のサブスク、Amazonに特化したメーカー系D2Cなどの新しいビジネスモデルも生まれてきましたが、ごくごく一部の会社しかうまくいっていません。
また、オフラインの単品リピート通販の事業者は、これまでの成功モデルに固執し、Web展開が本格的に進んでいません。
総合通販会社も同様です。
大手NBも一通りオムニチャネルやメーカー通販を展開し、市場の厳しさから、10年から15年前のように、投資してチャレンジするフェーズは終え、停滞ぎみです。
越境EC、海外展開も、一度チャレンジしてうまく行かず、2度目のチャレンジに進んでない状況が続いています。
通販業界の市場を引っ張るビジネスモデルが、この先5年、10年現れないのではないかと危機を感じています。
そんな通販業界の未来を切り開くのに必要なのが、ビジネスモデルとして秀逸なマーケティングおよび収益構造の【D2C】の再起、奮起だと思います。
そのきっかけとしたいのが本書の目的です。
CRMの文化を改めて広め、伸び代のある事業者のLTVを向上させることで、限界CPOを高め、さらなる事業拡大に繋げていく、好循環へ。
モール通販の会社も、自社ECに力を入れ、モールのルールや手数料に縛られない独自の通販やブランドを目指す、その流れも作りたいと思います。
総合通販、オフラインの単品リピート通販、D2Cと、通販の幅広くビジネスモデルを経験してきたのは、私以外に他にいないと思い、私だからできることを、本書にまとめました。
「お客さまにも喜ばれ、売上・利益も上がる」――理想のビジネスモデルを実現するための実践書として、本書があなたの事業成長の一助となれば幸いです。

【目次】
まえがき
第1章 CRMとは何なのか、その価値とは
日本国内のCRMの歴史といま
CRMは何を目指すものなのか
どのような業種、商品、サービスに必要なのか
何から取り掛かるべきなのか
一番大切なKPIは何か
費用対効果をどれだけ求めるべきか
なぜCRMは発展してこなかったのか
その結果、どうなってしまったのか
いまCRMが見直されている理由

第2章 オフラインの単品リピート通販のCRMはこんなにすごい
オフラインの単品リピート通販のビジネスモデルとは
なぜLTVが高いのか、1年以上継続する優良顧客が多いのか
先駆者はどのように事業成長していったのか
なぜCRMを強化できたのか
どのようなCRMを実施しているのか
これ以上、事業成長できない課題も
【コラム】CRMがすごい事例①

第3章 D2Cのビジネスモデルの良し悪し
定義が曖昧なD2Cのビジネスモデル
定期特化型ECカートシステムの遷移
LTVが1万円を下回る企業が大半?
どのようなCRMを実施しているのか
なぜお客さまをだますような広告がはびこったのか

第4章 CRMを構築・強化する手順 ~基礎編~
イチにもニにもトップの意思決定が不可欠
会社の理念、方針から見直そう
新規集客方法を整理する
見込み客を知ることからはじめよう
すべての答えは顧客が知っている
数値的なボトルネックをみつける
課題改善の優先順位をつける
参考になる他社施策の情報をどのように収集するのか
【コラム】CRMがすごい事例②

第5章 CRMを強化する手順 ~具体的施策編~
LTVを高める広告表現のポイント
初回の注文時でも、いきなりアップセルを促すのが効果的
クロスセルはテクニックではうまくいかない
F2転換率の上げ方
定期解約阻止率を高める方法
初回同梱ツールのつくり方
ステップメールのつくり方
LINEの活用方法
アウトバウンド(電話営業)が意外と効く
休眠客の掘り起こし方法

第6章 CRMに関するよくある勘違い
商品がよければ勝手に売れ続ける?
お客さまとの接点を増やせば、定期の解約が増えるから逆効果になる?
LTVが一番高いのは、ワンステップ?
お悩み訴求でない嗜好品のほうが、LTVが高い?
男性向けの商材は定期モデルに合わない?
CRMを強化するならMAツールを導入すればいい?
ポイント制度を導入すればLTVは自然と上がる?
利益を出すためには売上を上げるしかない?
Amazonや楽天市場などECモールでCRMはできない?
すべて自動化して、ツールやAIは使い倒したほうがいい?
【コラム】CRMがすごい事例③

第7章 CRMを追求するなら知っておくべきマーケティングノウハウ
すべてはコピーライティングが原点
これだけはおさえておきたいDRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)
おさえておくべき景表法、薬機法
SNSをCRMでどう活用すべきか
P2Cで成功するためにおさえるべきポイント
マインドアップ、スキルアップする社員研修

第8章 これまであげてきたD2C以外のビジネスモデルの伸びしろ
売り切りモデルのネット通販について
いま注目されているペット市場について
「モノ」のサブスクビジネスについて
オンライン診療について
食品の通販について
リアル店舗について

第9章 【取材記事】D2C事業者・D2C支援会社が考えるCRMについて
事例①精力サプリなどを扱うメンズD2Cメーカー・会長A様
事例②シャンプーなどを扱うD2Cメーカー・代表取締役社長K様
事例③食品や美容サプリなどをWEBとオフライン両方で扱うD2Cメーカー 代表取締役社長S様
売れるネット広告社グループ(株) 代表取締役社長CEO 加藤公一レオ 様
スタークス(株) 取締役 景利翔様
(株)SUPER STUDIO 取締役CRO 真野勉様

あとがき ~これからのCRMについて~

【著者プロフィール】
合同会社いちる 代表 松清将行
オフラインとオンラインの両方のマーケティングに知見があり、関西、九州、関東などビジネス文化のちがう全国で通販事業支援を行っている唯一無二のD2C・CRM専門コンサルタント。創業10年。通販立ち上げから年商100億までのD2C・単品リピート通販会社を中心に、130社以上の企業様をご支援している。 通販エキスパート検定1級、カスタマー・セントリシティ、薬事法管理者、登録販売者。 【略歴】 総合通販会社でセールスライターとしてラジオショッピングなどの脚本を700本以上作成。大手印刷会社で単品リピート通販のディレクターとして実務経験を積む。製薬会社でD2C事業のマネージャーとしてCRMをメインに実務経験を積んだのち独立起業。