枠にハマるな
3000人を優勝へ導いた男の遺文
韓光勝 – 500円
内容紹介
昭和44年、東京都足立区の下町。筆者は在日韓国人としてその地に生を受ける。しかし団地暮らしの生活は貧しく、筆者は貧困の中で苦しい生活を強いられた。
当時の在日韓国人一家の多くは、ゴミを拾い集めてそれを売却する「バタ屋」などで生計を立てていた。筆者もまた、その仕事を手伝いながら、何とか日々を凌いでいく。
そして当時は特に苛烈だった在日韓国人や貧困者に対する差別、いじめを受け、筆者は孤独で悲しい幼少期を過ごした。
しかし筆者は空手と出会い、人生が激変。その後は空手道に邁進する。
空手に打ち込む中、筆者は、「人は人生において、誰かが作った『枠』にハマってしまう」ことを看破する。その事実に気づいてから、『枠』にハマらず、自分自身の可能性を活かして、よりデカく生きることの追求するようになる。
自らが開いた空手道場では、述べ3000人以上の生徒を優勝や入賞に導く。一方で、空手道を辿る中で得られた知識やノウハウ、人生哲学などを伝えていく。
本書もまた、『枠』にハマることから脱却し、より良く、より豊かに、より大きく生きるための知恵を授けるものである。
【目次】
はじめに
第1章 昭和44年、差別の時代
差別と貧困のストリートから
習い事ではない空手
枠の外に逸脱した中高時代
高校時代のようす
第2章 道
空手は何を教えてくれるのか
カルチャーとしての「道」
道のなかで見つけた、心の鍛え方
この世には魔法がある
努力×目標=才能である
第3章 空手のさらなる可能性
格闘技なのに? 心を癒やす
子供がお父さんお母さんを褒める時代
何もやらない日を作る
おわりに
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著者プロフィール
【著者プロフィール】
韓光勝
日本総合医療専門学校、都立大学卒業。韓道場代表、スポーツ教育研究室室長。空手八段、居合道、柔道有段者。幼少期は差別や貧困などに苦しむが、そこから空手に出会い、以後空手道に邁進。東京都足立区にて26年以上にわたり、子供たちに空手を教え、延べ3000人以上を優勝もしくは入賞に導いている。「小さくまとまらず、デカく生きること」をモットーとし、より豊かでより大きな生きる方法を模索し伝えている。