
内容紹介
北海道・ニセコで育った一人の少年が、小学6年生のときに決意した。
「ハサミで生きていく」と。
本書は、理容師・山下秀治氏が50年以上にわたり歩んできた軌跡をまとめた一冊です。
17歳で理容師免許を取得し、東京・ヨーロッパでの修行を経て、22歳で小樽・手宮の8畳の車庫から独立開業。
開業当初は売上ゼロの日々を経験しながらも、地域に足を運び、自らを知ってもらう努力を重ね、信頼を築いていきました。
その後、店舗拡大を果たす一方で、経営の危機にも直面します。
順風満帆ではない現実の中で、改めて原点に立ち返り、「人のために生きることが、自分の生きがい」という理念に辿り着きました。
本書には、
・車庫から始まった創業の物語
・8店舗80名規模へと成長した経営の裏側
・崩壊と再起の実体験
・17年続いた訪問理美容ボランティア
・地域活動「いか電まつり」の立ち上げ
・家族との歩みと感謝
が、飾らない言葉で綴られています。
理容師としての半生を通じて描かれるのは、
単なる成功譚ではなく、「誠実に積み重ねる仕事の価値」です。