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賢者らの月読記(けんじゃらのつくよみき)元銀座の黒服が語る、接客業の秘訣

賢者らの月読記(けんじゃらのつくよみき)
―元銀座の黒服が語る、接客業の秘訣

鉢嶺 祐矢 – 880円

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賢者らの月読記(けんじゃらのつくよみき)
―元銀座の黒服が語る、接客業の秘訣

鉢嶺 祐矢 – 880円

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内容紹介

日本有数の繁華街である「銀座」は、また日本トップクラスの「夜の街」でもあります。
これを読んでいる方も、「銀座のクラブ」と聞くと「たくさんの売上が飛び交う夜の街」 「さまざまな世界の大物」が集まる、日常からかけ離れた世界」「美しいホステスさんが、日々しのぎを削る華やかな風景」そんなものが思い浮かぶでしょう。そんな「銀座のクラブ」は、第一線の方が集まるからこそ、働く側にも厳しい意識が求められる場所でもあるのです。
ホステス1人1人は個人事業主。彼女らの心がけと手腕一つで大きく売上が変わるその世界では、トップクラスのホステスはビジネスマンにも等しいノウハウを持っています。そしてまた、彼女たちとともに働く「黒服」にも、それらを熟知して店を経営していく知識と経験が必要となるのです。
銀座の夜の街には、ビジネスに必要なエッセンスが詰まっているとも言えます。

筆者は母子家庭の貧しい中で育ち、ひょんなことから水商売へと足を踏み入れました。筆者が飛び込んだのは、銀座の中でも「誰もが知る」第一線のクラブでした。
政財界・芸能界・裏社会の人達と、これまでに出会ったことがないような人たちとの出会いが、筆者に大きな影響を与えていきます。
銀座のクラブでは総合ミーティングという、月に1度ホステスとスタッフ全体が集まり、スタッフからホステスに向けて話す場が設けられます。この本は、筆者が25歳から31歳頃にかけて、その総合ミーティングで毎月原稿を作り話してきた内容をまとめたものです。
これから夜の世界で頑張ろうと思っている、若いホステスさんや黒服志望の人たちはもちろん、「接客業」に関わる方で、自分のスキルを上げたいと思っている人や、行き詰まり感を感じている人、そして飲食業関係なく「マネジメント」をする立場の人にも必ず何らかのヒントがあるはず。
そんな1冊です。

【目次】
・「1杯のお酒」の価値
・ショートケーキの日
・茹でカエルの法則
・シャンパンタワーの法則
・ハインリッヒの法則
・「原価」と「価値」
・ホーソン効果と「人を育てる」ということ
・司会者
・桃太郎
・今は家康
・「色」の効果を意識しよう
・銀座と進化論
・ブランド
・空気で営業する
・伝え方が9割
・努力はうんこ
・加地倫三
・美人より麗人、麗人より佳人
・美貌格差
・福沢諭吉
・武士道
・鰻とランドセル
・回転率と原価率について〜俺のシリーズに学べ
・釣りとビジネス
・メラビアンの法則
・ゴディバVS森永製菓
・マシュマロ実験
・将棋
・接客は利休に学べ
・金魚鉢の法則
・青い炎
・「孫子」と「孫正義」の兵法
・ジェームス・ダイソン
・『風姿花伝』とホステス
・「ライザップ」から学ぶこと
・「無い」ことと「幸せ」の関係
・21世紀の資本論
・人口減少時代に考えること
・「確率」を意識する
・塩沼大阿闍梨
・銀座で生きる極意は「聖書」が教えてくれる?
・「世界で最も影響のある女性」ランキング
・ホームランよりもヒットが重要
・ABC理論
・電光石火の行動力

【著者プロフィール】
鉢嶺 祐矢
母子家庭で育ち、学費と生活費の費用を賄うため18歳で水商売の道へ。その後銀座のクラブに勤めることとなり、18歳から32歳までを銀座のクラブでの「黒服」として働いた経歴を持つ。現在は水商売に向けた会計システムやアプリ開発および人材紹介等のコンサルティングを行う株式会社ZENNOを起業、新型コロナウィルスで打撃を受けた銀座のみならず全国の「水商売」を元気にしようと飛び回る日々。