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銀行融資の基本のキ銀行からお金を借り続けたいと思ったら読む本

銀行融資の基本のキ
銀行からお金を借り続けたいと思ったら読む本

足立 崇真 – 498円

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内容紹介

「ウチの会社はこれまでお金を借りられてきたから、この先もずっと問題ないハズ!」

なんて、もし経営者であるあなたが漠然と思っているのなら、それは大間違いかもしれません。銀行勤務14年半の経験を持つ筆者は銀行員としての長い経験の中で、多くの中小企業がごく簡単なポイントを知らなかったために融資に苦労せざるを得なかったという状況を、いくつも目の当たりにして来ました。

日本のほとんどの中小企業においては、社長本人が付き合いのある銀行員に対応しています。財務の専門社員を持たない小さな会社においては、まずは銀行員と相対する社長本人が銀行から融資を受けるための仕組みと会社経営の実態をきちんと理解していなければ、融資を実現することが難しくなってしまう可能性があります。

しかし多くの社長さんたちは、融資を申し出て銀行から出せと言われた書類をただ提出するだけに留まってしまいがちです。結果として融資が上手くいかないからといって、能動的に調べて動ける経営者はとても少ないのです。浅い知識でネット上の無料記事を読み漁ったところで、こうした場合残念ながらほとんど役に立つことはありません。

銀行融資をストレスなくスムーズに受けるためには、まずあなたの会社にとっての融資の適正金額を知る必要があります。難しそうに感じるものの実は小学生で習う算数の計算だけで簡単に把握できる数字なのですが、その事を知っている人は多くありません。

これに加えて、会社の決算書を元に簡単なポイントを抑えるだけで、会社が銀行からお金を借りられなくなる、もしくは借り続けることが出来なくなるリスクを大きく低下させることが出来るのですが、こちらについても現状でそれを知るためにはぶ厚い専門書を紐解く必要があるために、知識を持つことがかなわないままでいる経営者が多くおられます。

融資についての本格的なノウハウ本はいくつも存在しますが、どれもページ数が多く専門的すぎて、経理の初心者がいきなり読むにはいささかハードルが高いというのが現状です。お金の悩みには波があるので、いざ困ったという時に限って急に大きくなる問題とも言えます。こんな時に分厚い専門書を読むような、心と時間の余裕を持てる人は少ないでしょう。

そこでこの本ではごく簡単な計算やチェックシート記入を使いながら、経済の初心者でも分かるような簡単な言葉によって、銀行融資を受けるための最初の一歩を踏み出す指針をお教えいたします。長年銀行員として実績を積んだ著者が明かす「銀行員の手の内」を知りつくしていただくことで、本来なら感じる必要のない不安を抱えることなく必要なお金を円滑に借り続けるためのヒントを身に付けていただきます。いざという時に大切な会社を自分の手で守れるようになっていただくための、中小企業経営者必携の一冊なのです。

【目次】
第1章 必要なお金を見極めろ-融資額の目安を把握しよう
■「小学校の算数」で即わかる!本当に会社が必要とする金額
■<運転資金編>決算書でわかる!借入できる金額の計算方法
■<設備資金編>決算書でわかる!借入できる金額の計算方法

第2章 銀行員のシビアな目線-銀行の信用格付の仕組みを知ろう
■信用格付の舞台裏-大区分「債務者区分」と小区分「格付けランク」評価
■最重要ポイントはここだ!貸借対照表の補正項目(実践型チェックシート)
■知らないなんてもったいない?損益計算書の補正項目(実践型チェックシート)

第3章 銀行は何に融資するのか-審査の仕組みを徹底攻略
■融資の構成要素と銀行から見たリスク判断
■改めて考えたい「融資」の基本とは
■知るほど得する、銀行融資の理由付けのホンネ

第4章 銀行とのコミュニケーションの重要性-最強タッグを組め
■「運転資金」とは何なのか-意識の大きなズレを知ろう
■銀行員の事業内容への解像度をあなたの言葉で高めよう
■会社の過去と未来への目線の違い-目指す目標は同じ!

【著者プロフィール】
足立 崇真(あだち・たつま)
京都府長岡京市出身。滋賀大学経済学部企業経営学科卒。地方銀行で約15年間勤務。この間、分析した決算書は延べ2,500冊を超え、融資案件の約9割を承認に導く。法人融資契約額で法人営業トップ10入りを果たし、支店長代理として万年最下位争いの支店を一年でトップ10入りさせるも、時間的な制約のため取引先経営者を十分にサポートできない無力感から中小企業に転職。M&A事業部立ち上げに参画し、M&A案件のディールを担当。経営企画部門にて、事業所間連携案件の管理体制構築や、従業員のエンゲージメント(帰属意識)と離職率の改善など、多岐に渡る分野の業務に取り組む。「良き人生を実現する会社づくりを 経営者と共に」の理念のもと、日々活動中。