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本の表紙

「あきらめない」には理由がある〜余命2か月から10年生きた男の物語〜

花園敦史 – 1200円

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花園敦史 – 1200円

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内容紹介

人生は、いつでも「追い風」とは限りません。
例えば不慮の事故に見舞われる。勤めている会社の状況が悪くなる。突然の病魔に襲われる……。人を襲うさまざまな逆境は、ときに自分ではどうしようもできない、避けようもない状況でふりかかってくるもの。そんな状況を目の前にして、希望をなくしたり、あきらめてしまっている……そんな人もいるのではないでしょうか?

しかし、この本の作者・花園敦史は違います。彼はこれまで、常人では1度でくじけてしまいそうなほどの病気や事故に遭いながらも、その都度その逆境に向き合い、立ち上がってきました。5歳で紫斑病で入院、小学生のときは交通事故。バレーボール中のそして転倒による脳内出血。本格的にバレーボールへの道を選ぶものの、中学2年では重度の腎症を患い、なんと「余命2か月」の宣告を受けたという病歴があります。
しかし彼のすごいところは、その後も入退院を繰り返し、薬の副作用に苦しみながらも、大好きなバレーボールを大学時代まで9年間継続。しかも、スタメンでエースポジションを務めることも多くありました。
病魔と戦いながら、強豪校での厳しい練習に耐える。普通なら考えられないことかもしれません。しかし花園氏は、それをやってのけたのです。

現在は大学在学中に起業し、ビジネスの世界でも活躍する花園氏。大学以降に自身の身体と「健康」に向き合い、そこからの気づきをビジネスに活かしていると言います。
彼は生きること、好きなことををけして「あきらめない」人です。しかし彼はこうも語ります。
「あきらめなかったことには、理由がある」
夢に向かっていてもうまくいかないとき、その道を進む事自体が苦しいとき。「あきらめる」のは簡単です。しかし彼は、ただ「あきらめない」のではなく、「あきらめきれなかった」。それはひとえに、彼を支えてくれた環境と、多くの人達の愛情があったからだ、とも。

辛いとき、苦しいときほど周囲に目を向けたり、視野が狭くなってしまうもの。他人では考えられないような経験をしてきた彼の言葉だからこそ、その「あきらめない」裏側にあった物語は、多くの人々の心に響き、勇気づけてくれるはず。
この本は、そんな花園氏の「余命宣告からの10年の軌跡」をつづります。

【目次】
はじめに
第一章 病気や事故に見舞われた幼少時代

・家族に囲まれ、のびのびと育った幼少時代 
・5歳。ウイルス感染から突然の車椅子生活に
・悪ガキ小学生、交通事故で「道路恐怖症」になる

第二章 バレーボールとの出会いと、病気との戦い

・強豪チームで味わった「半身マヒ」
・バレーボール強豪校への進学
・不器用な自分が、なぜ強豪チームで活躍できたか
・全国大会後に感じた体の異変
・余命をとるか、バレーボールをとるか。究極の選択 

第三章 コートと病院の行き来を繰り返す「バレー特待生」

・バレーボール強豪校へ進学。しかし…… 
・「結果を出さなければいけない」というプレッシャー
・バレーボール、そして親友
・維持と気力で守り抜いたエースポジション
・命を削ってプレーした、高校時代のバレーボールで得たものは

第四章 「あきらめなかった」僕が、手に入れたもの

・バレーボールを続けるために「健康」に気を遣うように
・大学バレーで「支える」ことの大切さを知る
・ミスコン開催で知った「働くこと」の意味
・なぜ僕は「諦めない」ことができたのか?
・大学卒業後に起業、今の僕の現在地

おわりに 今何かを「あきらめそう」になっている人へ
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著者プロフィール

【【著者プロフィール】
花園敦史
1999年生まれ、鹿児島県出身。保育園時代に紫斑病、小1で交通事故、小6で転倒からの脳出血、中2は腎症で余命2か月宣告。不慮の事故や大病を患っても大好きなバレーボールを辞めることはなく入退院を繰り返してもエースポジションを守り続ける。大学在学中に起業し、現在は美容と健康に関わる商品を扱う「株式会社ARCHI」の代表取締役をつとめる。