「会社に決められた配属先で週5日働き、ほどぼどに昇進し、60-65歳で定年を迎えて退職、再雇用され、65-70歳頃まで働く。
これが現代の会社員が選択する「人生のレール」の典型パターンです。
「いやいや、こんな人生を選んだつもりはない」と思ったあなたは、もしかしたら自分の人生の舵取りをしないまま、ここまで来てしまったのかもしれません。
著者もそうでした。
しかし新卒入社したCCC社（「TSUTAYA」の運営会社）での初日の大失態をきっかけに、自分の強みを生かす働き方を意識するようになります。
それから新業態スターバックス×TSUTAYA「Book&cafe」の企画およびプロデュース、Tポイントの大手企業との提携など多くの実績を上げ、社長賞を3度受賞。
2008年1月には憧れだったハワイ州に会社を設立しました。
そして、組織や時間、場所などに縛られることなく、「週1社員」として思い通りの働き方をスタートさせました。
この本には「週１社員」という発想に至るまでの経緯や、自分で自分のライフスタイルを決める上で必要なことなどを、凝縮してまとめました。
「生き方の自由度を高めたい 」というあなたのライフスタイル、激変させます。

【目次】
第１章　「週１社員」で自由度の高いライフスタイルに
・「週１社員」として複数企業へ参画するようになったきっかけ
・憧れのハワイで会社設立、日本の支店で事業スタート
・企業の強みを掛け合わせる「掛け算コンサルティング」
・ライフスタイル重視の働き方で、人生の幸福度が上がった

第２章　「自分で決める大切さ」を知った学生時代
・幼少期に「我慢」を、高校時代に「自分で決める」ことを覚える
・パラレルバイト×サッカーに打ち込んだ大学生活
・忘れもしない「あの日」から、自分の目で確認するくせがついた

第３章　「入社初日の大遅刻」で人生が変わった
・CCC入社初日の大寝坊により、不人気の営業部へ異動
・失敗から学んだ仕事術①家中のすべての時計を15分進める
・失敗から学んだ仕事②仕事はすぐに着手してまず仕分けする
・営業部での結果を出し、米国研修旅行へ〜スタバ、USCPAとの出会い
・スターバックス×TSUTAYAコラボのBook & cafeを手がける
・Tポイントの立ち上げに参画し、その後独立

第4章　自分を幸せにできるメンタリティ
・自分が死ぬときに『ハッピーな人生だった！』と思えるように
・仕事を軌道に乗せるコツ「人とのご縁を大切に」
・好きなときに、好きな仲間と、好きなことをやる
・掛け算による新規事業「週４社員ドットコム×週１複業ドットコム」
・あなたの人生を決めるのは、他ならぬあなた自身

【著者プロフィール】
宮川久史
株式会社MAHALOMIYA代表取締役。1995年カルチュア・コンビニエンス・クラブ（CCC）株式会社入社。スターバックス×TSUTAYAをコラボレーションさせたBook & cafeをはじめ、2度の共通ポイント立上げ（Tポイント・楽天ポイント）等、数多くの企画の掛け算による提携や企画を実現。社長賞3度受賞。CCC在籍中の2005年にUSCPA（米国公認会計士）を取得。2008年1月にハワイ州に会社を設立、CCCを退社し、「掛け算コンサルティング®︎」という独自の手法で経営コンサルティングをスタート。組織、時間、場所等に縛られないリモートワーカー（ノマドワーカー）として、週1社員、ワーケーション等のライフスタイル重視の働き方を確立している。